今回は、焼き肉や寿司等がリーズナブルに食べ放題できる「すたみな太郎」にて、炭水化物を控えめにして肉と野菜を大量に摂取し、CGM(Continuous Glucose Monitoring)で血糖値の変化を記録・分析しました。この実験により、炭水化物、タンパク質、脂質と血糖値の関係性がわかり、今後の血糖値管理に活用できそうです。 ちなみに、人気漫画「ドカ食いダイスキ!もちずきさん」2巻には、すたみな太郎をモデルにしたと思われるお店(みなみな一郎)の話が収録されています。
Update on 2025/04/28
目次
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焼き肉食べ放題とすたみな太郎とは
焼き肉食べ放題とは、一定の料金で提供される焼き肉やサイドメニューを、制限時間内に好きなだけ楽しめるシステムです。肉の種類や量を気にせず、思う存分食べられるのが特徴です。
すたみな太郎は、多店舗展開しており、リーズナブルな価格設定で人気の店舗です。 ※今回訪れたのは「すたみな太郎NEXT」です。
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実食
最初の注文は、肉3皿(約500g)、サラダ2皿、モツスープ、寿司2貫、黒ウーロン茶です。炭水化物は控えめにするため、寿司2貫のみにしました(なお、「ドカ食いダイスキ!もちずきさん」のすたみな太郎回では炭水化物もドカ食いしています)。
かなり満腹でしたが、追加でカルビ(約150g)を選択。 ただし、脂っこさを感じたため、それを和らげるためにキャベツと、さっぱりした黒ウーロン茶も追加しました。
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血糖値測定
食後の血糖値の推移を下のグラフに示します。 比較用の白米150gのデータと比べると、血糖値の上昇は緩やかで、最大値も低くなりました。寿司1貫の白米量は約20gで、今回の食事で血糖値を上昇させる主な炭水化物源は寿司2貫のみです。そのため、白米150gより血糖値が上がりにくかったのは理解できますが、さらに詳しく分析してみましょう。
- 今回のすたみな太郎 (赤線)
- 白米150g (青線)
比較・考察
下のグラフは、以下の食事後の血糖値推移を示しています。
- 今回のすたみな太郎 (赤線)
- 白米150g (青線)
- 白米150g&キャベツ100g (緑線)
- 白米150g&バター20g (灰色線)
- 白米150g&プロテイン30g (黄色線)
いずれの組み合わせも、白米単体と比べて血糖値の上昇が緩やかで、最大値も低くなっています。
キャベツには食物繊維、バターには脂質、プロテインにはタンパク質が多く含まれており、これらの成分はいずれも食後の血糖値上昇を抑制する効果があると考えられます。
興味深いのは、「野菜の食物繊維が血糖値の上昇を抑える」という一般的な説明に反して、野菜(キャベツ)よりも脂質とタンパク質の方が血糖値上昇抑制効果が高い点です。つまり、食物繊維、脂質、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂取することが、食後の血糖値上昇を抑制するのに効果的だといえます。
今回のすたみな太郎での食事は極端に量が多めでしたが、食物繊維(野菜)、脂質(肉)、タンパク質(肉)を十分に摂取し、炭水化物(寿司)を控えめにしたことで、食後の血糖値が抑制されたと考えられます。
まとめ
食物繊維、脂質、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂取することで、食後の血糖値の上昇を抑制できることがわかりました。
すたみな太郎などの食べ放題店でも、栄養バランスに気をつければ血糖値の急激な上昇を避けられます。
ただし、過食による高カロリー・高脂質摂取は血糖値とは別の健康上の問題があります。また、食べ放題の店には麺類やカレーなどの魅力的な炭水化物メニューや、甘いジュース・デザートも豊富にあるため、注意が必要です。(なお、「ドカ食いダイスキ!もちずきさん」のすたみな太郎回では炭水化物もドカ食いしています)。
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