前の記事では、ドミノピザのレギュラー生地とクリスピー生地Sサイズ1枚と、クリスピー生地の1/2枚を食べたときの血糖値の変化を検証しました。本記事では、それらの結果を統合し、血糖値への影響を比較・考察していきます。
目次
血糖値の比較_1
今回は、以下の3種類で比較を行いました。
- レギュラー生地(Sサイズ1枚)
- クリスピー生地(Sサイズ1枚)
- クリスピー生地(1/2枚)
このグラフは、各ピザを食べた後の血糖値変化を示しています。結果を見ると、生地の種類や量によって血糖値の上昇パターン、ピーク値、下降速度に違いが見られます。クリスピー生地の1/2枚は明確にピーク値が低く、血糖値の下降も早いことがわかりますが、クリスピー生地とレギュラー生地の1枚同士の違いは分かりにくい結果となっています。
血糖値の比較_2
このグラフは、各ピザ摂取前の血糖値を0とし、その後の変化を示しています。クリスピー生地1枚の方がレギュラー生地よりも血糖値が上がりにくいことがわかります。
生地のカロリー比較とまとめ
ドミノピザのカロリー情報によると、Sサイズ(サイト上の表記はR)1ピースあたり、レギュラー生地はクリスピー生地と比べて約40kcal高くなっています。生地のカロリーは主に炭水化物から来ているため、これが血糖値の違いに影響していると考えられます。
したがって、血糖値の上昇を抑えるためには、薄めの生地を選択し、適量を心がけることが重要です。
次回は、具材が血糖値に与える影響について検証したいです。